Stand by U ~scene3~
ひっそりはじめています。
バックミュージック及びエンディングテーマに「Stand by U」をイメージして文章にしています。
くわしくは「Stand by U ~prologue~」をご覧下さい。
<続きを読む>
からscene3がはじまります。
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Stand by U ~scene3~
他人との共同生活なんて小学校のキャンプ以来だった
自分だけだったらまだしも、家族以外の人間との(しかも5人!!)
「今までの価値観をもったままの共同生活」は
想像以上に厳しいものだった
他人と場所を共有すること
他人とものを共有すること
僕が「常識」と思っていたことが、他人にとってはそうではなかったり
僕が「譲れない」と思っていたことが、他人にとってはどうでもいいことだったり
僕はグループのマンネ(末っ子)で何か言いたくてもやっぱり飲み込んでしまうことも多く
相当なストレスを抱えていたことは確かだ
でも仲間と同じ夢を追い求め
いくつものうれしいこと、つらいこと、苦しいことを共に乗り越えていくことで
いつのまにか僕のストレスは減っていった
いや、ちがうな
正確には、ストレスとうまく付き合う方法を身につけたというべきか
僕たちはお互いの欠点を受け入れ、認め、共に生きていく
言葉じゃなく
感覚でそれを分かり合えるようになっていった
ホームシックにかからなかったといえば嘘になる
でもさみしい時には誰かしらが同じ空間にいてくれる
それぞれが同じ寂しさを抱え、共有し、寄り添うように生きていたあの頃
突然こんな世界に入り
何も知らないマンネの僕は
ただただ目の前の与えられた仕事を黙々とこなし
自分のやるべきことを一生懸命やり遂げることだけを考え、生きていた
でも
ユノヒョン
あなたはちがった
あなたは苦労して苦労してやっと手に入れたこの「東方神起」というグループを
そしてその「東方神起」というグループのリーダーとしての地位を
自分のことよりも大事に考えて、生きていた
あなたは常に「東方神起のリーダー”ユノ・ユンホ”」であり
自分のやるべきこと
取るべき行動を
「東方神起」としてどうあるべきかを考え
生きていた
その孤独は計り知れない
あの頃の僕は
そんなあなたの孤独を知る由もなく
ただただ自分にとっては遠い存在として
置いていかれないように
ついて行くのがやっとだったんだ
でもあの頃
そんなあなたの孤独を癒すことができたのは誰だったのかな
そう考えると
今でも悔しくて悲しくて
僕は
僕はどうしようもなく混乱するんだ・・・
バックミュージック及びエンディングテーマに「Stand by U」をイメージして文章にしています。
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Stand by U ~scene3~

他人との共同生活なんて小学校のキャンプ以来だった
自分だけだったらまだしも、家族以外の人間との(しかも5人!!)
「今までの価値観をもったままの共同生活」は
想像以上に厳しいものだった
他人と場所を共有すること
他人とものを共有すること
僕が「常識」と思っていたことが、他人にとってはそうではなかったり
僕が「譲れない」と思っていたことが、他人にとってはどうでもいいことだったり
僕はグループのマンネ(末っ子)で何か言いたくてもやっぱり飲み込んでしまうことも多く
相当なストレスを抱えていたことは確かだ
でも仲間と同じ夢を追い求め
いくつものうれしいこと、つらいこと、苦しいことを共に乗り越えていくことで
いつのまにか僕のストレスは減っていった
いや、ちがうな
正確には、ストレスとうまく付き合う方法を身につけたというべきか
僕たちはお互いの欠点を受け入れ、認め、共に生きていく
言葉じゃなく
感覚でそれを分かり合えるようになっていった
ホームシックにかからなかったといえば嘘になる
でもさみしい時には誰かしらが同じ空間にいてくれる
それぞれが同じ寂しさを抱え、共有し、寄り添うように生きていたあの頃
突然こんな世界に入り
何も知らないマンネの僕は
ただただ目の前の与えられた仕事を黙々とこなし
自分のやるべきことを一生懸命やり遂げることだけを考え、生きていた
でも
ユノヒョン
あなたはちがった
あなたは苦労して苦労してやっと手に入れたこの「東方神起」というグループを
そしてその「東方神起」というグループのリーダーとしての地位を
自分のことよりも大事に考えて、生きていた
あなたは常に「東方神起のリーダー”ユノ・ユンホ”」であり
自分のやるべきこと
取るべき行動を
「東方神起」としてどうあるべきかを考え
生きていた
その孤独は計り知れない
あの頃の僕は
そんなあなたの孤独を知る由もなく
ただただ自分にとっては遠い存在として
置いていかれないように
ついて行くのがやっとだったんだ
でもあの頃
そんなあなたの孤独を癒すことができたのは誰だったのかな
そう考えると
今でも悔しくて悲しくて
僕は
僕はどうしようもなく混乱するんだ・・・