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Stand by U ~scene31~

妄想小説です


バックミュージック及びエンディングテーマに「Stand by U」をイメージして文章にしています

飛び飛び更新なので、カテゴリに「まとめ読み」をつくってみました。

もし最初からお読みいただける場合は、カテゴリの「まとめ読み」で「from scene1 to 6」からお読みいただけると嬉しく思います。

「Stand by U ~scene30~」の続きです。

<続きを読む>

から「scene31」がはじまります。

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haruno


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Stand by U ~scene31~

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暗闇の中で待機している僕らには
もちろん会場の様子は何も見えない






「大丈夫、大丈夫」






呪文のように唱える



心の中で何度も自分に言い聞かせて震える足を止めようとはするものの
僕の体は他人の体のように、全くいうことをきいてくれない
これほどの緊張ははじめてだった



最後に見た、ヒョンのうなずく姿を思い出す

きっとヒョンも、同じ気持ちでいる






大丈夫 大丈夫





待っていたんだこの日を
いくつものつらい夜を、越えてきたんだ
何度も何度も、立ち上がってきたんだ


いくら言い聞かしても不安は消えないけれど
それでも僕は何度でも繰り返す





大丈夫、大丈夫









-その時だった









「・・・バンシンギ・・・トンバンシンギ・・・」









僕らの名を呼ぶ声が・・・かすかに聞こえた









「トンバンシンギ、トンバンシンギ」









そして、はっきりと

その声は僕の耳に届いてきた








聞き慣れたはずのコール



一度は・・・・失いかけたこの名前







心が震えるとはこういうことをいうのか







僕は・・・


僕の心はこんなにもこの声を求めていたのか




今さらながら思い知らされる





この世に・・こんなにも美しい声があるのか










そして-




その声に呼応するようにステージへと進んだ瞬間






僕が見たのは

光耀くレッドオーシャン







そして



会場を埋め尽くす人々のあたたかな声援、笑顔の数々




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ひとつ残らず心に刻もうと思った




ひとりひとりの顔、ひとりひとりの声
涙、笑顔、手を振る一本一本の指先まで




ひとつも逃したくなかった





僕らを待っていてくれた人がいた



僕らは・・・ここに帰ってきたんだ









後からステージに到着したヒョンに、僕は手を差し出す




ヒョンは、その手をしっかりと握り返す





繋いだ手から、ヒョンの思いが伝わる






「大丈夫。行くぞ」






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ヒョンも僕も、ありったけの魂をぶつけたステージだった



こんなにもがむしゃらに


こんなにも激しく


冷静さが売りの僕が


感情をぶつけたステージは初めてだったかもしれない






とてつもなく長く

それでいてあっという間にも思えた僕らのステージ






そして

僕たちの挨拶




ヒョンと僕は約束していた




「東方神起のユノとチャンミン」




そう、はっきり名乗ろうと









「せーの・・・こんばんは。東方神起です」










そう言えたとき



会場からは割れんばかりの歓声が聞こえた










その瞬間、僕の中で


「大丈夫、できるはず」が



「大丈夫、やれる」に変わっていた





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ステージが終わり、仲間やスタッフからもたくさんのあったかい声をかけてもらった



「お前ら、2人でやっていけるな」



僕らにかける、ほとんどの声がそれだった




ヒョンは幸せそうに

本当に幸せそうに仲間達の輪の中で笑っていた













倒れそうなほど疲れているはずなのに
僕とヒョンは意識だけが妙に高ぶっていて
家についてもなかなか眠ることができなかった




お互い話したいことはたくさんあるはずなのに
僕とヒョンには会話はなくて・・・・





「あんだけ飲んだのに・・・まだ飲むのか・・・」


冷蔵庫から出した缶ビールを開け、ソファーに座る僕にヒョンがあきれたように言う


「なんとなくね・・・眠れないし・・・」


これだけ飲んでも全然酔わないのは、気持ちが高ぶってるせいだろうな・・・


「俺も・・・・飲もうかな」


「お・・めずらしいね」



普段は家では飲まないヒョンが、ビールを取り出してくる。



「チャンミナ、いちおう乾杯しようぜ」

「はいはい」


嬉しそうに乾杯の音頭をとるヒョン


僕までつられて笑ってしまう









「海・・・いつ行けるかな」


ヒョンが唐突に言った




・・・・覚えていてくれた・・・




あんな忙しない混乱した中で僕が言った、たった一言をヒョンが覚えていてくれた




「忙しく・・・・なりそうだからな」


「ん・・・・いつだって・・・いいよ」



「そっか・・・」




だって、僕らはこれからずっと・・



「これからずっと一緒だもんな」



びっくりした
ヒョンが僕の心の中を見透かしたように言う



「・・・嫌でもね・・・」



僕はなんだか照れてしまって、またもかわいくないことを言ってしまう



「健やかなる時も、病めるときも、喜びの時も、悲しみの時も・・・」



ヒョンが牧師さんのような真似をしてふざけていう



「意味わかんない」



「そお?俺は結構本気なんだけど・・・・」


ヒョンが笑いながらビールを一口飲む





「チャンミナ」


「何?」





「・・・・永遠って・・・信じるか?」



ヒョンは・・・窓の外を見ながら唐突に僕に聞いた




「・・・・生物学的には・・・ないだろうね」





ふふっとヒョンが笑う

相変わらず現実的だな、とつぶやいて




「俺は・・・信じるよ。


今日・・・永遠を・・・・信じたいと思った」







ヒョンの言う永遠は


人々の心に残る何かをさしているのか


僕らの・・・未来をさしているのか





「チャンミナ」


「ん?」


ヒョンが真正面から僕を見る



あの日



「ついてきて欲しい」といった目と同じ瞳で







「・・・・ついてきてくれて・・・ありがとな」








そのヒョンのひとことで


僕は・・・・泣きそうになっていた





「・・・You are welcome!」





肩をすくめて、おどけて、目をそらす



僕の精一杯。




だめだ

泣いてしまう





「先シャワーあびるよ」




泣き顔を見られたくないから、足早にシャワールームに向かう











お礼を・・・言わなきゃいけないのは僕の方だ



僕をどん底からはいあがらせてくれたのは


ヒョン


あなただ



あなたがとなりにいてくれなかったら


僕は今ここにはいない



あなただったから



僕はここにいる







「永遠」を・・・



僕は信じたいと思う



この先あなたとつくっていく未来で



永遠に残るものを、つくってみたい



そう思った






僕はあなたとなら



できると思うんだ




あなたがとなりにいてくれて


僕があなたのとなりにいれば





永遠を




信じられると思うんだ・・・・








 

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Re: 還るべき場所・・・立つべき場所

鍵コメ「ピ(以下省略)」様
ご訪問&コメント、いつも本当にありがとうございます。
やっと・・・やっとここまで辿りつけました
ユノとチャミではなく私が(笑)
長かった・・・
でも・・・自分愛を再確認し、愛をいっぱい注ぎ込めたお話でした。
ずっと読んでくれてありがとう。
いつもそばにいてくれて、ありがとう。
(どっかで聞いたセリフだな)
haruno

Re: ことばにならない

鍵コメ「sdmk」様
ご訪問&コメント、いつも本当にありがとうございます。
なんか・・・語りにぐっときちゃいました。
感動しましたよ。
そうですね。あたしも好きなアーティスをは変わってますね。
そのアーティストの変化かもしれないし、あたしの変化かもしれないし。
「前向きな別れ」
いいですね。なんとなくわかります。
恋愛も・・・・わかります。
永遠なんて本当は存在しないかもしれないけど「信じい」と思わせるユノチャミがやっぱりすごいと思います。
愛に感化ですか・・・ありがとうございます。
チャミのセリフ・・・・あたしチャミの時々出る英語が大好きなんですよ(笑)
haruno
> ホントにホントに今回も良かった!
> チャンミンの想いが切なくて(;_;)
> 合間に入る綺麗な画像もまた、小説を引き立てるんですよ~!!
>
> We Are T観てから、またまとめ読みしたら、より一層気持ちが入りそうだなぁと思ってます(^^)
>
> あぁ、日本にホミンの素敵なお話を書いてる人がいるって、イスマンにメールしないと(^o^)笑

Re: No title

鍵コメ「wol(以下省略)」様
ご訪問&コメント、いつも本当にありがとうございます。
59・・・69・・でないですね(←確認)
かなりの検閲がからんできたみたいです。
もうこのこたつ部も終わりかな・・・(笑)
なめねこ・・・・あたし免許証持ってたよ・・・・。
DVD・・・・逝ったよ。
開始何分かで逝ったよ。
もっと書こうと思ったけど、またひっかかるからやめるよ。
haruno

Re: タイトルなし

鍵コメ「ほみん(以下省略)」様
ご訪問&コメント、いつも本当にありがとうございます。
「We Are T」観てから、またまとめ読み・・・
なんか・・・ありがとうございます。
そうやって自分が大事にしたものをほかの人も大事にしてくれると・・・
すっごいうれしいです。
感動します。
ありがとうございます。
ただイスマンの逆鱗に触れると多分このブログが消されるので・・・・
haruno

Re: こたつ部のお荷物部員です

鍵コメ「yuco(以下省略)」様
ご訪問&コメント、いつも本当にありがとうございます。
ふふふ。
yuco様のツボセリフ・・・楽しいです。
「永遠」なんてないかもしれないけど、信じさせてくれる力がこの2人にはありますね。
DVDエアーツッコミ・・・。
ああ・・・本当にこたつ部集合してコタツの中入ってツッコミしたい。
いろいろつっこみたい。
あっDVDにだよ・・・。
haruno

Re: 永遠

鍵コメ「kuma(以下省略)」様
ご訪問&コメント、いつも本当にありがとうございます。
ふふふスタメン昇格・・おめでとうございます。
てか、こたつ部は補欠もベンチもいませんが(笑)
チャミが「永遠に応援よろしくお願いします」っていったんですよね。
あたしもそれが頭にありましたよ。
何があってもその言葉を信じようと思いますよね。
haruno

Re: No title

鍵コメ「ku(以下省略)」様
ご訪問&コメント、いつも本当にありがとうございます。
おかえり!
胸に伝わってくる・・・という言葉が胸に伝わってきました(笑)
ありがとうございます。
ここまで・・・長かったです。あたし的には。
でも長い間おつきあいしていただいてありがとう。
感無量です。
ドーム婚の話・・・・
かなり面白かったのでネタにしますね(笑)
haruno
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haruno

Author:haruno
2011年のレコード大賞「why?(Keep Your Head Down)」で伝説の”秒殺トン堕ち”したharunoのブログです。「BL」や「腐」という言葉の意味すら知らなかった私が、もはや脳の9割近くが腐っています(笑)。ユノとチャンミンの「萌え日記」と「妄想小説」をマイペースに書いています。

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